たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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ワタシの猫遍歴 続き物 その3
この、小黒猫さんなのだが、悪戯が凄まじかった。子猫だから仕方ないのだけれど。まさに傍若無人の大暴れ。なんとか躾ができないものかネットでいろいろ検索をかけてみた。

そこで、猫に関してたくさんの事を知った。野良猫は、飼い猫が捨てられて繁殖したこと。野良猫は社会から疎外されていること。たくさんの猫が保健所に持ち込まれ殺処分をされていること。殺処分を免れても野良猫の生きる生活環境は過酷で平均4年ほどしか生きられない、それ以下がとても多いこと。企業による動物実験、その需要を見込んだ里親詐欺。そして、避妊虚勢をメルクとした地域猫活動を知った。

くろっぴぃの粗暴乱雑ぶりは結局改善されなかったが、私の猫への認識は大きく変わった。虚勢手術を施し、ワクチンを接種し、室内飼いをめざした。外に出すときは必ず一緒にでて目をくばっていた。幸せな日々が続いた。ずっとずっと続くと思っていた。

くろっぴぃが来てから2ヶ月ほどたったある日、深夜2時過ぎ、私は黒猫の夢で突然目が覚めた。いまでは、それが具体的にどのような夢であったか覚えてはいないが、飛び起きて家中を探した。いない!どこにもいない。浴室の窓が数十センチ開いていた。
しまった!!やられた。鍵をかけ忘れた。あわてて暗闇の中探し回ったが見つからない。
結局、小一時間探して家に戻り朝を待った。

早朝6時からかみさんと、手分けをして探した。くろっぴぃはかみさんに抱かれて帰ってきた。けど、魂はすでに旅だったあとだった。近くの県道で車にはねられていたのだ。
脇の歩道に身を横たえていたそうだ。なきがらには外傷はなく、わずかに口と鼻から血が出ていたが、ただただ穏やかに眠っているだけのようにみえた。でも、体はとても冷たくてかたかった。まるで、自分にいいきかせるように、失われた命は二度と戻ってきて宿ることはないという言葉がぐるぐると頭の中を回り続けた。 とめどなく涙が溢れてきて、泣けた。

黒猫くろっぴぃ

つづく

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