たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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春3
バラの栽培は幾つかの経験を通じてしか解決することのできないものがあるとおもうのだが、その一つに肥培管理があると思う。私はいまだにこの点がクリアーできていると思えるレベルにはない。

原則は蕾が色づいたら肥料を切り、開花中に肥料が残存していないことということになるのだろうが、そもそも残ってるか残ってないかなんて目視出来るモンじゃない。
うちは一貫して手作り調合有機肥料なのであるが、それは土壌のコンディションを向上させることもさることながら、一番の理由はやり過ぎの失敗がほぼないということに負うところが大きい。それと肥料代を安くあげたいからね。

今年はお仕事が忙しく施肥のタイミングが大きく遅れたので、春先に蕾が上がりはじめたときその小ささ「にしょぼい春」という危機感を覚えていた。有機肥料が微生物によって分解し、有効なものとなるタイミングがずれていたようである。てなわけで今回はじめて化学肥料の液肥をつかってみたのだが結果は上場のようである。

いままで液肥は開花後のお礼肥にだけ使ってきたのだが、いかんせん如雨露は面倒くさいことこのうえないのである。6L如雨露で何回もつくらねばならない。
液肥0


そこで今回はお風呂の残り湯の冷めたものに液肥を投入し一挙に大量製造!ちょっとバスクリンぽくもある。
液肥1


これを水中ポンプでくみ上げて使用する。水中ポンプは3年前に台風で床下浸水の被害にあったとき買ったもの、洗濯にも使用する
液肥2


これは実に画期的であった。3000から4000倍希釈の薄い液肥を2日おきのペースで与えたらみるみるうちに蕾はナイスバディーなものとなった。どうも従来の方法では過肥をおそれるあまり肥料がたりなかったようである。蕾を大量にあげる品種はその多くが黄変して開花前に落ちてしまう。摘蕾して調整するのだがなかなかうまくいかなかったのだが今年はその必要は最小限のようである。

さて、話はかわってフェティシズムとしてのバラ族ではなく、園芸的バラ族にはまってゆくきっかけが、ある日ふとホームセンターの園芸コーナーでミニバラを買ったことに始まる人は多いのではなかろうか。私もその一人である。そんなきっかけとなったミニバラはもう5年目の開花をむかえようとしている。

ミニバラ1


ミニバラ2


ミニバラ3


これらミニバラはあまり品種に関心がなかった時期のものなので名無しさんなのだが、毎年見事な花をつける。ミニバラは強健種が多く、黒点病で葉を全て落としても復活するだけのポテンシャルをもっている。少々その結果枯れがはいっても、シュートを出してくる強者である。
これら、手近なところの3鉢を撮したものであるが8号鉢で育てている。わりとコンパクトに見えるのはミニバラはブッシュ状に茂みになるので、通常のバラの剪定のように枝を切るのが面倒なので地際すれすれくらいまでバッサリと切ってしまうからなのである。

ホームセンターの園芸コーナーで売られているミニバラはほとんどが開花した状態で店頭になるぶわけだが、実はあれは4本程度の幼齢の苗を束にしているのである。
一年それを育てたのち、ひきつづき栽培を続けようと思うのであれば、冬の休眠期にその4株を分割し、一鉢ごとに植え替えることをおすすめしたい。そうして一年ほど育てるならば、かならずシュートをたち上げながら株は大きく育つのである。これら写真のものは全てひと株で植えてあるものである。
そうしたら抜群の四季咲きと強健なミニバラに育つ。

さて、株をそだてるということなのだが、それはいいかえると株もとからベーサルシュートを立ち上げさせるということに他ならない。株もとはシュートが出ることによって大きくなる。健全な状態の株は開花を制限することによって、生殖成長を抑制することをもって栄養成長をうながしシュートをだす。

去年怒濤のコガネムシの食害と止まることを知らなかった黒点病の蔓延に主幹を2本失った栽培3年目のハイブリッドティーの聖火なのであるが
聖火


当然蕾はとりまくっている。するって~と株もとからシュートのタマゴが登場してくる。ちょっと見づらいのだがVにのびた主幹の真ん中にみえる赤い点がシュートのタマゴなのである。今年はコレを育てることに専念し、開花は秋にまで持ち越すつもりである。
聖火2


写真はティーローズのペルル・デ・ダルジャン(左)とハイブリッドティーのラジアンス(右)なのだが
ペルルデダルジャンとラジアンス


ペルルは3年目の株だが今年どうも成長がおもわしくなかった。葉が大きく展開しなかったのだ。コガネムシの食害を疑ったのだが、鉢をとってみるとパンパンに根鉢ができていた。コガネムシではないということを確認し鉢に戻そうと株もとを持ったとき、「ばぁきぃい」といういっやーな音とともに株は真っ二つに割れ、頭の中は真っ白になった。
速攻、究明モードに移行し破断面を詳細に調べると、テッポウムシ(ゴマダラカミキリの幼虫)の食害と判明した。真っ二つになって根から完全に離れてしまった主幹の中にそいつはいた。当然、速攻、極刑の打ち首にした。まだ半分は根がついていたので、切断した根を取り除き鉢のサイズを小さくし軽い土にかえ植え替えたのがこれ。この株も今年は栄養成長に専念して回復をまたねばなるまい。この株は相原産なので株を大きく傷つけるような今回の事態に遭遇しても根頭癌腫病の心配がほとんどない、バクテローズ処理された株であることがなんとも有り難い、たぶん助かるだろう。
ペルルデダルジャン


一方のハイブリッドティーのラジアンスは2年目で去年はせっせせっせと摘蕾に励んで株を育てたので、今年初めての開花をむかえる。開花前からいきなりシュート2本登場。本当は開花後にシュートが出るのが良いらしいのだが、まあ、素人栽培だから気にしない、気にしない。
ラジアンス


おなじくこちらのティーローズ エトワール・ド・リオン君も開花は秒読み段階
エトワールドリオン


なのだけどいきなりシュート君成長中。去年、手抜き栽培の報いをうけ、あまりすばらしい成長といえなかったので、とりあえずウエルカム。
エトワールドリオン2


なかなか天候や敵がおおくて思うようにならないことが多い園芸なのであるが、またそれもよしということで、本日開花のバラを貼っておきます。

ティーローズではめずらし赤いバラのフランシス・ドゥブリュウイ
フランシスドゥブリュウイ


つるバラのようになるティーローズのグロワール・ド・ディジョン
ディジョン


同じくつるバラのようになるティーローズのソンブロイ 極上の白バラだと思う
ソンブロイ


ティーローズのサフラノ 毎度の早咲き
サフラノ

サフラノ2


ハイブリッドルゴッサのコンラット・フェルディナンド・マイヤ 舌を噛みそうな名前 これまた早咲きなれど今年はサフラノに先をこされますた。大輪にして良い香りがする、素晴らしい
コンラットフェルディナンドマイヤー


ブルボンローズのクイーンオブベッダーズ これが相原組との初めての出会い。秋の大苗で購入、根と土がついて送られてきたことにびっくり~したもんだ。夕方の水やり中に開花に気づくていたらく。
クイーンオブベッダーズ


いよいよバラの開花が始まりました。順次記事にアップしてゆきますので乞うご期待。



Comment

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質問
 この風呂に入るんですか?
shira | URL | 2008/05/05/Mon 13:50[EDIT]
答え
はい、お肌がすべすべになります。 な~~~んてことはたぶんないと思います。
でも、知らずにはいることはありえます。

そのむかし、お風呂の残り湯に投入するだけのお風呂洗い洗剤があったのですが、それが投入されているのも知らず湯を沸かし入浴した私は、おもいっきり肌に刺激を感じ、かなり酷い目にあったことがございます。まあ、液肥ではそのようなことはないと思いますが。ただ、成分としては窒素、リン酸、カリですから、ちょっと見方をかえれば天然温泉のようでもございます。積極的に入浴しようという意志は芽生えづらいですが。
薩摩長州 | URL | 2008/05/05/Mon 15:12[EDIT]
はじめまして。
お招きに甘えてお邪魔します。
時々無断で覗いてはいましたが・・・。

園芸に旺盛なエネルギーを発揮してるようで・・・(笑~共感の)
わたしは、「舌を噛みそうな名前」のバラが好きです。
端正で標準的な姿なのかも。平凡ですから。
バラは手がかかるでしょう?場所もとるし。

私は、小さな山野草をシコシコと愛でています。
心癒されながら、振り回されながら。

眼の保養、ありがとうございました。
香りもあればもっと良かった・・・。

訪問コメントありがとうございました。
友さん | URL | 2008/05/05/Mon 23:50[EDIT]
こんばんは。

折角の画像が表示されませんね。
肥料も手作りとは・・・理想的なバラ作りですね。
私は「すべては薔薇にため」の某所の肥料を使っています。
成果はいいのですが・・・・値段が問題です。
ルイ | URL | 2008/05/06/Tue 18:45[EDIT]
こんばんわ 友さま
ようこそおいで下さいました。コメントありがとうございます。
私もコソーリと拝見させていただいておりました(笑)。

まいど、はくしゅさまにも負けず劣らずのすばらしい山野草のお写真をアップしておられ、癒していただいております。それと、ピッシッと筋が一本通った記事を拝読させていただいております。

政治的立ち位置はちがえども、顔と握った拳は同じ方向を向いているとおもいますので、なにとぞ広い心でお付き合い願えましたらなによりの喜びと思っております。時としてかなりハードコアな能書きを振り回すこともございますが、そんな考えもあるのか、同意はできかねるけれど、程度におもっていただければと思います。

それにしても園芸は楽しい。手間暇かけてすばらしい花を咲かせることがこんなに楽しいものとは思いませんでした。とはいえ、去年から手抜きばかりの「新自由主義」的栽培に傾いてますけど(大笑)。山野草をとても私には難しいように感じてしまいますがどうなのでございましょうか。

またのおこしをお待ちしております。コメント有り難うございました
薩摩長州 | URL | 2008/05/06/Tue 21:30[EDIT]
ルイさまこんばんわ
申し訳ございません。たしかに画像がでませんでした。顔は真っ青、頭は真っ白に・・・
とはいえ、この手のスキルに乏しい私としては、神に祈るかこつこつと復旧作業に励むしかないと、おもって放置したまま夕食をとり、床掃除をして、さきほどもどってアクセスしてみたら復活していたようであります。たぶん大丈夫かと、いかんせんタダでブログを開かせてもらっている身ですのでfc2にもそう高飛車に怒りをぶちまけることもできないと謙虚に思っております(嘘)

それはさておき、あの噂にきいた「すべては薔薇のために」でございますかぁあ。
たしかにお値段が問題です。うちは油かすと米ぬか、お魚骨粉と溶性燐肥と草木灰を混ぜ合わせていっきに20L バケツ3杯くらい作ります。撒いたあとの発酵の臭いが気持ちをネガティブにしますが値段の魅力には勝てません。調合の比率はいろいろ試行錯誤進行形ではございますが、まずまず満足できる程度のレベルはあります。

ただ、即効性の成分は溶性燐肥と草木灰くらいしかありませんので、施肥のタイミングと肥料切りのタイミングが難しいと感じていました。「緩やかに効く」有機肥料は、いいかえると「だらだらと効き続ける」有機肥料なのであります。

いままで、過肥によるダブルアイとか花の中から花が咲くようなことはありませんでしたが、どうもそのちょっとてまえくらいまでど~んと施肥をつづけるのがいいような感触を得ました。まるで高値で売り抜く投機家のようでございます。

ひきつづき開花はつづきます、またのおこしをお待ちしております。
薩摩長州 | URL | 2008/05/06/Tue 22:19[EDIT]
初めまして、舌をかみそうなバラの花々とてもきれいに咲いてますね。ツヤツヤとしたバラの葉っぱに薩摩長州さんのバラへの造詣の深さを感じます。私もこの季節開花モードに入ったバラを朝一番に観察するのが
至福の時となっています。
kyon | URL | 2008/05/07/Wed 21:54[EDIT]
画面から香りが・・・・・
 おはようございます。
今朝は早起き当番で用事が片付いたので、久し振りにお邪魔しました。
すごくきれいで珍しいバラですね。
画面に顔を近づけたら、いい香りを感じます。
 
 母も花が好きで「花は世話をすると応えてくれる。声をかけてやりなさい」といい毎日花つくりに精出しています。
近所に方が「ここの花は特別きれい」と見に来てくれます。そうすると母は益々張り切って世話をします。

 最近母の真似をしています。
「おはよう!水はいらんかね?」
「ただいま!今日も暑かったねー」
忙しい中でも出来る癒しです。

あくしゅ | URL | 2008/05/08/Thu 07:00[EDIT]
kyonさまいらっしゃいませ
ようこそお越し下さいました。そしてコメントありがとうございます。
いやいやまだまだ未熟者でございます。下手の横好きですので、癌腫でたらどうしようとか枯れたらどうしようという脅迫観念ばかりが先行し、もう置き場もないのに毎年バラ苗を買い続けております(苦笑)。買わずにいられないほとんど病気です(笑)。

去年あまり手入れが行き届かなかったからか、今年はメアリーローズとサー・エドワードエルガーの地植えの二本で癌腫がでたので泣く泣く処分しました。10本はテッポウムシに食われ、4本はコガネムシの食害でただいま療養中、うち1本のペルディータはどうもだめのようであります。去年もペルディータを枯らしました。今年で4年目の株だったのでがっかりです。

私も朝一チェックが楽しみです。今日は、ゴールデンセレブレーション、アブラハムダービー、アンブリッジローズ、ジ・アレキサンドラローズ、バタースコッチ、アンクルウォーターが開花しました。

バラまにあの交流をつうじて情報を共有し、みんなで良い花を一杯咲かせませう。
そんな思いでネット界隈を徘徊しております。これからもよろしくお願いいたします。
またのおこしをお待ちしております。
薩摩長州 | URL | 2008/05/08/Thu 22:59[EDIT]
あくしゅさまいらっしゃいませ
そうなのですよ、いい香りがいたします。現代バラは香りがないものがほとんどなのですが、うちの品種は数年前からの流行ものでオールドローズと呼ばれる品種がほとんどでみな良い香りを放ってくれます。そのため昨日あたりからマメコガネがいよいよ登場してきてせっせせっせと花びらを食しております(泣)。

園芸の奥義は「植物のことは植物に聞け」ということらしいですね。それほどに足繁く観察し異変を見逃さないと言うことなのでしょうが、いやいや今年も4本静養中にうち1本はほぼ枯れそうであります。目が届かなくて・・・不徳の致すところです。

とはいえ、今年は開花は遅めなのですが、液肥の大量投入が効いたのか、どの株も大輪の花をつけ、まずまずの出来ではと満足しております。近所の方々がぼちぼち来週あたり束になって見に来るのではと、カフィーと茶菓子をしこたま買っておかねばなりませぬ(笑)。

一日のお仕事が終わって、小一時間かけてする水遣り、すっかり日が延び明るい空の下でバラと「対話」する至福の一時であります。コメントありがとうございました。またのおこしをおまちしております。
薩摩長州 | URL | 2008/05/08/Thu 23:23[EDIT]
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