たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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口がすべった
福田内閣が崩壊した。当然おおくのブロガーの話題の中心はこれだと思うのだが、まあ、そう急いで語ることでもないし、次のボナパルティスト、「あっそう・だろう」政権が成立するまではちょっと一息ということで、今日はたわいもない話をいきます。m(_ _)m

今年のお盆休みは14・15日の二日だけだった。バブルの全盛期は15日の一日だけとか、全くなしというとしもめずらしくはなかった。小資本家はとてもつらい。同業者がたーくさんいるので、発注者は「別に君でなくてはいけないということはないんだがぁあ」というオーラを放つ。ワタシが「新自由主義」の生け贄にされていると実感する一時である。

そんな二日ほどの連休にローザの兄さん夫婦と姪っ子が墓参りをかねてやってきた。これも例年のイベントのひとつなのだ。昼頃到着で、それから早々に買い出しに出かけ夕刻6時から酒盛りとなった。ワタシ的にはここらの時間帯はバラの水遣りなんぞもあって忙しく、こんな早い時間から酒盛りなんてできっかよぉ~!と言う気持ちでいっぱいだったのだが、まあそこは大人のお付き合いと言うことで「笑顔」で参加ということにあいなった。

実はこの義兄とは数年前に暴言を吐かれて大喧嘩した経緯があり、腹に一物あって表向き良好な関係とは裏腹に一定の距離を保った関係を維持している。義姉はバリバリのアメリカ系英語のシュペツァリステンでほとんど日本人の皮をかぶったアメリカ人である。姪っ子は当地方では一流の進学校とよばれる高校で3年生をやっている。来年はお受験なのだ。

この姪っ子、盆といい正月といい、かならずやってきたときは教科書、参考書、練習ドリル、単語カードのいずれかとにらめっこで、もう何年も言葉を発したのを聞いたことがない。まあ、素直なよい子だとは思うのだけれど、根っからのお気楽者で勉強嫌いのワタシとしてはこのての「ガリ勉さん」は苦手なのだ。本人のモチベーションの根源がどこにあるのかは今日の教育問題とも絡んで興味深いところではあるが。

そんな姪っ子が大概、手にしているのは英語系のものなのだが、今年はな~んと山川製の世界史教科書とにらめっこをしていたのだ。まあ、「あっしには関わりの無いことでござんす」で、まさに文字通り盆と正月でしか登場することのないご馳走をあたふたとせわしく胃袋へと収納したのち、「いっやぁ、満腹満腹! デザートでたらよんでちょうだいね~♪」と遺言を残して、そそくさと寝室に逃亡した。

2時間ほどしてデザートコールにいそいそとやってくると、な~んと歴史問題クイズ大会となっていた。「日本海海戦でバルチック艦隊を撃破した司令官はだれでしょう~?」いきなりの問いに、「大塩へいはちろ~ぉ♪」「えぇえ、チョット違うんでないかぇ」「だれだったけぇ」と言う具合で、到底名の通ったダイガクにいっていた者が集っての対話とはおもえないような珍問、奇答が連発する。義兄&義姉、ワタシとローザとそれぞれテリトリーが全く違うので、共有する認識はとてもタイトだ。

驚いたというか、あ!やっぱりと思ったのは、義姉がアメリカの独立戦争の問いに絡んでアメリカの独立宣言を流暢な英語で語り出したこと。この人は日本史よりもどこの国の歴史よりもはるかにアメリカの歴史には詳しい。アメリカの歴史に関してはかたっぱしからビンゴだった。それ以外はメタメタだったが。

わりと醒めた気持ちで話しに加わっていたワタシだったのだが、産業革命前後しての話題に移り、「宗教改革はなぜはじまったでしょう?」「免罪符に見られるような世俗的な腐敗がふかまったから~」と言う答えに、「いや!強大な土地所有者としての教会権力から土地を強奪するためだ」という一言から少々御神酒がはいりすぎていたことも手伝って、資本の蓄積論を全面展開してしまった。完全に空気は凍り付いた。

ので、チョット反省し、うつむいて黙々とアイスクリームをたべはじめた。のだが、「ロシア革命をなした人はだれでしょう?」に、アメリカ姉さんは「スターリン」。これをきっかけにローザともども「壮大なロシア革命史」の全面展開とあいなったわけなのであった。これには義兄夫婦の目はテンとなり、終わりに義姉は一言、「なんなの?この夫婦、凄い!」と。うわぁあ、やっちゃった!と反省モードに移行するも、義姉曰く「○○ちゃんの歴史の勉強をみてやってもらえない?」

私ら夫婦は17世紀以降のコアにしてマニアックな、そして、なにより試験に出ない歴史しか知らないのでと言って丁重にお断りしたのでありました。ひどく気落ちした表情をみせる義姉にローザが「私は受験の時、シグマベストを参考書にしていたけど、とてもよかったよ~♪」と言うと、握り拳もので「そう! じゃあさっそく明日帰りに本屋さんによって買ってかえりましょうね。○○ちゃん」というなかなかお受験に熱のこもったお返事であった。

お受験はたいへんだな~と思った。義兄はそうでもないのだが、義姉はかなりヒートアップしているように感じた。いままで「ガリ勉さん」で好感がもてなかった姪っ子が、一生懸命に親の期待に応えるべく頑張っているのかなとおもえて、ちょっといじましい気がした。それにしても、その夜に義兄はバラさなかっただろうか、ワタシもローザも「危ない系サヨク」だったことを。彼は知っているのだ。10.20でパクられたことも。御神酒がはいりすぎておもわず口がすべりまくったという、たわいもないお話し、お粗末でした。口は災いのもと、ご注意あれ、諸兄&諸姉! 麻生君はとくにね!!


がんばれ!姪っ子 志望校のハードルはかなり高いと思うがマイペースでゆけ! 親が受験するんじゃないんだから。姪っ子に捧げるER セントセシリア
セントセシリア




Comment

 秘密にする

知の遍在?
 お、お、面白え~!まさに「好きこそものの・・・」。
 姪っ子さん、予想外の刺激に驚いたでしょうねえ。まさかこの人たちがこんなことにこれほど詳しいとは。
 でも、多分これはいい刺激だったと思いますよ。彼女に奇跡的強運があれば、ロシア革命が受験で出題されるかも。
 
shira | URL | 2008/09/03/Wed 20:22[EDIT]
こんばんわshiraさま
「青年老いやすく学なり難し」ですかね。全てを極めるには人生はあまりに短い。かも。マルクス主義は哲学、歴史学、経済学、政治学に軍事をも包括する統一的な総体なのですが、あまりにそれは広大で勉強嫌いにはとても極められるものではありません(^^)/
とはいえ、初めから極めていないからアキマヘンということでもないのですけどね。

それにしても、世界史で扱っている歴史的事象の限定的なることにちょっとビックリしました。まあ、無際限に扱ったら上・中・下巻の3巻にしても足りなくなってしまうだろうし。まあ、厳しく取捨選択しての結果なのだろうけど。

ちょうど、北京オリンピックの卓球をLIVEしているのを見ながらのクイズ大会だったので、来年の出題予想はというとダントツで中国関連の出題はあるだろうといことで一致しました。いまさら、ロシア革命は絶対にないっす(笑)。姪っ子は英語を極めたい模様であります。

コメントいただきありがとうございました。
薩摩長州 | URL | 2008/09/05/Fri 23:24[EDIT]
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