たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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しょぼい秋3 引き継がれるもの
ついてない、あるいは己の不徳のいたすところか、風邪をひいたようであります。咳が出て、怠くて、腰が痛い。

「地に呪われたる者」をちょろっと読み始めたのだが、頭がポ~としてあきまへん。
それでも、冒頭目次をみると、序につづいていきなり”1暴力”! それから”2自然発生の偉大と弱点””3民族意識の悲運””4民族文化について””5植民地戦争と精神障害”展開されるようだ。まだ本文には手をつけていないので、要らぬ予断を持ち込むことは避けたいのだが、いつもの流儀にしたがって巻末にある訳者の鈴木道彦氏による解説を先に読んだ。

なにやら、ネットで見た話しなのだが、どこで見たかは忘れたが、鈴木氏が1968年12月に世に出たこの初版本にやはり巻末解説を寄せていたらしいのだが、それがその筋の者が読むと鳥肌ものの秀逸な論であったそうなのである。が、今回の復刻版ではそれが収録されていないらしい。

解説冒頭にフランツ・ファノン自身のことにふれているのだが、氏が世に広く知られるきっかけとなったフランツ・ファノン集が初版された前述の1968年12月 以降から、70年代初頭に多くの人々の心をつかんだと鈴木氏は書いている。

そっか、どおりで知らないはずだと、己の無知と勉強嫌いを合理化するわけではないが、フランツ・ファノンを全然知らなかったのだ。さきの鈴木氏の記述によるならば年代的には10.8羽田から2つの11月の主体はもちろんゴリゴリに読み込んだと言うことは想像に難くないのだが、かなり広範なインテリゲンチャがこの著作を手に取ったそうである。

そんな、世界がとっても熱かったあの時代にファノンにふれた多くの人々が、”今一度ファノンを読みてぇんだよぉ!”という熱烈コールのボルテージは高く、みすず書房より復刻とあいなったそうで、こうして私が手にすることができたのもそのおかげのようである。

みすず書房はなかなか良い本をたくさん世にだしている。いぜんでいっく氏のところの常連さんの恩讐の彼方氏がいっていたが、そのとおりだ。三一書房も良い線いってるけど。
人にとって本当に有用なものは如何なる社会の変化や歴史の試練をも乗り越えて後世に引き継がれてゆくものなのか。かのロシア革命史を出版していた角川書店は、のちにシャブでパクられ放逐された長男が社長に就任するやいなや速攻それを絶版にした。

もう二度と目にすることもないと思っていたが、岩波文庫でそれが出版されていることをたまたま街にでたときぷらっと入った本屋さんで知ったときは思わず微笑んだ。

さて、園芸記事をあげようと思って徒然なるままに枕を書いたら全然関係のない話になってしまった。お許しあれ! オールドローズもそんな風に引き継がれて今日に・・・なんてとってつけたようにいわずに素直な気持ちでバラをはります。(^o^)


イングリッシュローズのメイフラワー 細めの主幹が何本も立ち上がりブッシュな樹形をつくる。グラミスキャッスルみたいな感じでコンパクトにまとまる。完全な耐病性ありって書いてあったのだがちゃんと黒点病になったww 葉を全て落としても復活する強健種ではある。
メイフラワー

ティーローズのマリー・バン・ウィット 春先から不調で鉢替え、この秋まで摘蕾をつづけ療養していた株。シュートも2本出て完全復調につき待望の開花。まずまずの感じに、来春の期待は膨らむバブルのようにww
マリー・バン・ウイット

ノアゼットのマダム・アルフレッド・キャリエール 夏の間はしょぼい花しかつかないのだが、今年はなぜか絶好調 もうまるで森のように枝が大暴れの伸び放題
マダム・アルフレッド・キャリエール


ティーローズのソンブロイユ マダム・アルフレッド・キャリエールと向かい合わせに植えてある。花びらの弁質がしっかりしているので雨にも強い。四季咲き性もよい。センターアイが素敵
ソンブロイユ


イングリッシュローズのザ・シェパーデス こちらは完全な耐病性ありとは書いていなかったが強い。
照り葉ではないのだが、葉がそれと同じように厚みがあって丈夫なきがする。黒点病になっても進行がおそいようにおもわれ・・・気のせい?
ザ・シェパーデス

イングリッシュローズのおなじみグラハムトーマス君 夏剪定をしなかったので4mちかく枝が伸び花を愛でるに天を仰ぐ。首がいたくなるWW そんなわけで低いところについた花をパチリ。
四季咲き性は弱いといわれつつも、うちのはよく繰り返し咲く。
グラハムトーマス


ティーローズのエトワール・ド・リヨン 初公開 春から巨大きな蕾をつけたり、シュート2本一挙出現とバブリーな勢いに期待は膨らみに膨らんでいたのだが、見事にポールしたり虫に食べられたりで、ちっとも写真になるような花が咲かなかったサブプライムなひと株だが、本来はとってもすばらしい花を咲かす。
エトワール・ド・リヨン



Comment

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バラはキレイですね。今日の京都の集会もホント、いい天気で集会・デモ日和でしたよ。
GO | URL | 2008/10/19/Sun 23:47[EDIT]
GOさま こんばんわ
闘争決起おつかれさまでした。本当に今日は天晴れな秋晴れでございましたね。
なかなか腰がたたないヘタレな私なのでございますが、トラックバックいただいた写真報告さっそく拝見させていただき、たいへん空気はいりました。詳細報告も楽しみにしております。かさねてお疲れ様でした。”武装せる花”バラで癒されて下さいましまし。

コメントいただきありがとうございました。m(_ _)m
 
薩摩長州 | URL | 2008/10/20/Mon 00:32[EDIT]
まだまだ寒暖差大きいみたい、お風邪悪化せぬよう、お気をつけてください。
>鈴木氏が1968年12月に世に出たこの初版本にやはり巻末解説を寄せていたらしいのだが、それがその筋の者が読むと鳥肌ものの秀逸な論であったそうなのである。が、今回の復刻版ではそれが収録されていないらしい

気になって本棚の、引っ張り出して見ました。さっぱり分からんかったこの本。少し読み返してみると、暗澹としてきます。うちには、ファノン著作集3『地に呪われたるもの』の初版7刷があるんですが、そこの解説7に金嬉老氏の寸又峡事件のことが出てきてます。鈴木氏がその事件の裁判の世話役をしてはったこと等。植民地主義が生んだ犯罪の・・。その辺りかな?

金融危機や恐慌をマジかに感じ痛つ、最近、仏革命時の断面を描いた『J,フーシェ』『マリアントワネット』やら、ロシヤ革命期のコサックの息遣いを綴った『静かなドン』やら、天安門事件のルポやら、『灰とダイヤモンド』やら、手当たり次第に、目を通してみましたけど、ファノンが、一番、絶望感を掻き立てます。
又、ボチボチ、68メモ再開せな、・・。
三介 | URL | 2008/10/21/Tue 00:25[EDIT]
やっぱ お持ちでしたか
マジっすか。三介さま初版をもっておられるとは。先にいだだきましたコメントからそんな気はしてましたが。やはり、三介さまだだ者ではございませんな。

そうそう、たしかに寸又峡事件にふれているとあったように思います。そしてそれは、被抑圧民族からの抑圧民族への告発であったと。

私達は(同じ思想を共有する者が相当数いるという意味で)、70年安保闘争が闘われていた頃の話なのですが、統一戦線の会議の場での発言に対して、中華青年闘争委員会から抑圧民族の傲慢な姿勢であると徹底的に批判され、共闘すべき仲間ではないと決別宣言をうけたことがございます。

その筋でいうところの1970年7月7日華青闘告発と呼ばれる衝撃的な出来事です。その糾弾を重くうけとめ、被抑圧民族を日々抑圧民族として抑圧し続けていることに、そのような現実にたいして闘っていると思っていた主体が実は、そのことに無自覚であったことを反省をしたものが”7・7自己批判”というものです。

7・7自己批判を契機に、ごぞんじかとも思いますが、魯迅の”花なきバラ”の一節である「墨で書かれた虚言は、血で書かれた事実を覆いきることは出来ぬ。血債は必ず同一物で償還されねばならぬ。支払いが遅れれば遅れるほど、利息は増されるのだ」という言葉を座右の銘とし、闘う朝鮮アジア人民への連帯の意志を”血債の思想”として共有してきたのであります。

ところが、この血債の思想というのがなかなか奥が深くて、私のような不勉強者には”日本民族に生まれてきた不幸”のようなネガティブなとらえ方しか出来なかった部分があるし、その後の世代では”朝鮮アジア人民が闘っているのになんで闘いに決起しないんだ!”と人民を糾弾してまわったと言う話も聞いております。

そんなわけで、民族解放の闘いを主体的に受け止め、抑圧民族と被抑圧民族という関係で捉えようとすることは主体の側に、いまある私達が日々暮らしている社会が形作る掟のような枠を、おおもとから突き破る”革命的”な意識の変革を媒介とせねばならないのだと思います。ファノンがブレークした時代のインテリゲンチャの合い言葉は”自己否定”であったかとおもいます。

まだ、本編を読んでいないので、そんなことしか思いつかないのですが、三介さまほどの力量の持ち主をして「さっぱり分からんかったこの本。少し読み返してみると、暗澹としてきます。」といわしめたこの「地に呪われたる者」ますますに興味が増しました。
あ~ぁ、とはいえ失業だと思ってたのにまた忙しくなりそうでちっとも読む暇がないっす。

コメントいただきありがとうございました。
薩摩長州 | URL | 2008/10/21/Tue 23:12[EDIT]
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たたかうあるみさんのブログ 2008/10/19/Sun 23:46
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