たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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パトリス・ルムンバさん
ようやくファノンの「地に呪われたる者」を読み始めた。ご紹介いただいたNKさまよりこの本は”格闘”を要求するとの助言をいただき恐る恐る読み始める。
「2自然発生の偉大と弱点」とか、つづく「3の民族意識の悲運」あたりが一番関心の向くところなのであるが、ここはオーソドックスに最初っからぼちぼちとゆく。

ちょっと話はいきなりそれるが、昔っからシーケンシャルアクセスにこだわる性分でずいぶんと損をしてきたのだが、いまだにわかっていても改まらない頑固者でありました。
試験ではあったり前の常識だが、できるところから回答する、これができなかった。

てなわけで、律儀に「序」から読み始めたのだが、「ううぅ!いきなり手強い」というのが率直な感想。なんどもなんども行をいきつもどりつ読み進めてゆく、このどこか突き放したような、主客が交差する文体は覚えがある、とおもいつつ進んでゆくと最後にサルトルが序文を書いていたということがわかった。あ~ぁ、これが例の、ファノンが「おれは生をけちけちするやつが嫌いだ」といいはなったという夜通しの議論を踏まえて、サルトルが書き起こした序文なのかと妙に納得する。

1暴力を半分チョットほど読んだ。いまのところそう難解極まるようなところはない。わりと頭にすらっとはいってゆく、とおもえるのはこれまた例のレンタルDVD「ルムンバの叫び」を先だちみたことがあるだろう。
私は数年前にゲバラとコンゴの内戦との関わりに関心があって、かなり根性をいれて調べたことがある。そんなわけでかの地の歴史的経過はそれなにりベースがあるので映画自体の出来としては削られた部分が多すぎるという印象はいなめないが、やはり文字では表現しきれない映像のもつインパクトはすごい。

なにがスゴイっていきなり、クーデターで失脚したルムンバさんを逮捕し、人知れぬ奥地へと連れて行き、ベルギー帝国主義者の犬は彼を虐殺、遺体を切り刻んでドラム缶で焼くシーンから話は始まるのである。ルムンバさんは連行される車中でいう「こんやカタンガ州でおきることを知っている者はいない、彼らの任務は極秘だ、3人の男を処刑し、痕跡は全て消す、埋葬はせず、墓標もたてない、死んでもなお私を恐れるからだ」と。

全編をつうじて暗い映画だった。同胞が同胞を抑圧する。貧しきが故、人の欲が欲を拡大再生産する。

ルムンバさんは志が我が子へとひきつがれることを願いつつ銃殺される。コンゴ独立30周年の式典でクソエラソーにスーパーデラックスソファーに座る権力者モブツに怒りの眼差しをむける、おそらくルムンバさんの息子と娘であろう、少年と少女の映像でこの映画は終わる。人類が背負う歴史的課題はとてつもなく大きいが、比べて人の一生はあまりにも短い。なれどその課題へと挑み続ける人間の志は必ず引き継がれてゆくものであるし、そうであるからこそ途方もないチャレンジはすばらしいのだと私は思う。

○タ屋でまたまたハケーン! 「マイケル・コリンズ」これもあるとはおもわなんだ。
アイルランド独立運動の偉大な指導者の話である。それとしては史実とことなるとの批判もあるようだが、以前ローザが見て絶賛していたので見てみたいと探していたのだ。なかなかレアな品揃えの○タ屋である。できれば「レッズ」と「1900年」があったらいいな~♪と探索中だがないようである。残念!




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