たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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ワタシの猫遍歴 続き物 その4
黒猫くろっぴぃを小さな庭の片隅に埋葬し、木を植えた。小さな小さなゴールドクレストだ。おっきくなれなかったこの子に今度はおっきく育ってほしいという思いをこめて。

心にぽっかりと穴があいたまま、呆然とひと月が過ぎた。どうしても猫がほしい。
そんな思いが頭をいっぱいにして、私は来る日も来る日も、里親募集の掲示板を眺めて暮らした。

捨て猫、野良猫どの子もとてつもない不幸を背負ってきた子ばかりだ。やはり、東京、大阪などの大都市ではたくさんの募集があるのだが、近県のかたという条件がおおく、掲示板をただただながめて暮らす日々がつづいた。そんなある日、遠方でもいいですよと言ってくださる、保護猫活動をしておられる方がいて、話はいっきにまとまった。

その方の職場にすてられた、小さな二毛猫(通称サビ猫)で、おなかをすかせて、へろへろになりながら、通りすがりの人に泣いて訴えていたところを保護されたとのことだった。
私の気持ちは一気にもりあがった。

ちょうどそのころ、偉大な領主様ウリさまは、前足の肉球に怪我をしていた。彼はどうしても領地の見回りにでなければならないこともあり、怪我はなかなか治ってくれなかった。おりから、保護主さまから先住猫は、猫エイズ・猫白血病の検査をうけておられますかとの問い合わせをいただいていたので、検査をかねて治療にと、ちかくの動物病院へと足をはこんだ。

ウリは猫エイズに感染していた。猫白血病の感染はなかったものの、私は凄まじい衝撃をうけ、頭が真っ白になった。おそらく、うちの近くに捨てられて、保護するまでの半年ほどの間に感染したのだろうと思った。

私は、泣く泣く事情を話し、保護主さまに里親の辞退を申し入れた。思いもよらぬドタキャンにただただ申し訳ないばかりであった。気持ちは深い深い海の底まで一気にもり下がった。幸い二毛猫さんは、保護主さまの近県でとても良い里親さまに恵まれたことがせめてもの救いであった。

それから、私は猫エイズに関して情報を集めまくった。そして、ウリを完全室内飼いにすることをきめた。それは、闘いだった。領地の見回りを激しく要求する彼は、それが拒否されると、家具、建具に爪をたてまくった。心を鬼にしてそれに耐えた。どうぞやってくださいな、と気持ちが開き直ったとき、彼は私たちに歩み寄ってくれた。私たちは、そんな彼に、病気が発症しないよう気をくばりながらずっとよりそっていこうと決めた。

ウリげんきです 顔がまじ
ウリげんきです



昼だろ めしくれよな~
めしよこせ


つづく

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