たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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ちょっといいこと2
ついせんだって、宇野本を焚き火で灰にした話をしましたが、そのあとクローゼットのお片付け第二波を敢行し、不要な物を引っ張り出していました。今回はちゃんと箱の中身をチェックしていたことはいうまでもありません。

探索が深部に及ぶと、奥から一刷の本が出てきました。あまりに無造作に隅の方に押し込んであったその本は、太古のむかし読んだ、「さらばコミューン」(新島淳良著)でありました。いまさらこんな本がなんでうちにのこってるの~? 速攻判断は処分でありました。本を開くでもなく、他の雑誌や、用済みの束になった書類と一緒に資源ゴミにだそうと部屋の隅に積んでおきました。

それから数日の日がたち、居間でテレビをみていると、「明日は資源ゴミだからね~♪」とローザ。
そう、ゴミ出しは私の第一級の任務なのでした。古新聞、古雑誌をまとめてひもでくくるローザに、そのひも少し頂戴といってわけてもらい、仕事部屋の隅に積んであった資源ゴミ候補をくくり始めました。

ところが、サイズが異なるものをきっちり縛るのは、なかなか容易なことではありません。ビニールひもはよく滑り、ずれて締まりません。さすがのネイティブMuskel系でも畑違いはあきまへん。以前、全逓労働者の友が、ひもをつかって梱包するさまを見たことがあるのですが、それは見事な技でありました。

四苦八苦するうち、一山でくくるのはしんどいので、二山にわけてくくることにしました。正しい判断できっちりと一山目をくくることに成功。二山目はより完成度の高い物をと力こぶもんで、ビニールひもを締めました。すると、”プチ”という音とともにひもは切れ、山は崩れてしまいました。散らばった書類や雑誌の中に、「さらばコミューン」が、そのページを開いてころがっています。

そっと手にとってみると、な~~んと、「著作選」であります。しかも、すっかり法大の学館においてきたと思って疑わなかった、「第七巻」です。これには、「レーニン主義党組織論」と「現代革命と史的唯物論の再建」という重要な論文が収録されていて、いまいちど精細によんでみたいと思っていたものです。

そっか、こんなところに紛れてたんだと嬉しいやら、情けないやら、度重なる引っ越し故とはいえ、そのガサ物管理のずさんさに背筋が寒くなったりと、複雑な思いをかかえつつも、あと一歩で、資源ゴミになるところを免れたこの一冊は、妙に因縁めいたものを感じてしまう、「神の、いま一度これを読めというお告げである」と勝手に解釈するヘタレな唯物論者なのでありました。

とはいえ、”ちょっといいこと”にはちがいないと・・・。

おはり。


まさかこれだったとは、すっかり自分でカバーをかけて忘れておった。
みんな、ちがうカバーをかけて喫茶店、電車の中で読んでたっけ。
P1010139.jpg


ひらいてみればビックルの紛う事なき第七巻
教訓2 本の中身も確認して却をすること
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赤ペン先生で読んでたのが懐かしい。古本屋に売りに出したら買いたたかれるだろうけど。
新刊がでると、社内で一斉に誰もが手にして読んでいた。
わからないところを教えてもらうのにはたいへん都合がよかった。
P1010145.jpg





Comment

 秘密にする

おお、なんというすばらしい出来事であろうか!
本多さんの本は、残念ながら読んだことがありません。
古~い人に頼んで、時間のあるときに貸していただかないと、いかんですね。
GO@あるみさん | URL | 2009/06/07/Sun 22:40[EDIT]
こんばんわあるみさん
私にとって正しく理解できているかは別にして、印象深い論文はというと、やはり、第一巻の「レーニン主義の継承か解体か」おなじく「中国文化大革命批判」

第六巻の「戦争理論の深化のために クラウゼビッツ「戦争論ノート」」おなじく「反帝・反スターリン主義世界革命戦略」 

そして、こんかい資源ゴミを免れた奇跡の第七巻

なによりダントツに第二巻の「暴力の復権のために」を含む「戦争と革命の基本問題」と「天皇制ボナパルティズム論」と「亡国の記念日」を含む「天皇制・天皇制イデオロギー粉砕」ですね。

第五巻の「革命的共産主義運動の理論と歴史」と「日本共産党批判」はかなりいいらしいですが、未読です。

結集して最初に学習会のネタだった「勝利に向かっての試練」もEかったです。そこにはNCの規約もかいてあったけねぇ。当時は有名無実になってましたが。

ぜひとも一度はお読みになってみることは、NCの原点を知る意味でも意義のあることではないでしょうか。となによりも自分自身もおもいつつウン十年もたったいま、再読していたりするのですが。

ちなみに私らのころは、清水さんはどーしてるんだろうか、秋山さんは元気なのだろうか、な~んて現場ではごくごくまれに話題になるくらいでした。当時は北さんが党の顔だったねぇ。てなわけで、私は清水著作選は手に取ったこともありまへん。アッテンさん曰わくに、難解なそうで・・・ 

コメントいただきありがとうございました。
薩摩長州 | URL | 2009/06/08/Mon 20:47[EDIT]
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