たわいもない日々の雑感を綴ってみたいと思いまする。

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ワタシの猫遍歴 続き物 その5
ウリと共に暮らして2年たったある寒い2月のすえ、私は家の近くで小さな三毛猫をみかけた。三毛猫は一瞬目を合わせ、走り去っていった。

その二日後私はベランダで泣き叫ぶ猫の声を聞いた。外へ出てみるとあの時の三毛猫だった。キャットフードを少し離れて置きその場をはなれると、そっとちかづいてきてカリカリと食べる。口が小さいのか食べずらそうだが一心不乱にたべる。それを見届けて、家にもどった。鳴き声はしなくなった。どこかへいったのかなと思った。

小一時間ほどすると、みぞれまじりの冷たい雨が降り出した。すると、玄関の方で猫の鳴き声がした。玄関を開けると、あの三毛猫が雨に濡れながら真っ正面に私を見据えるように座っていた。私の心の中で何かが弾けた。ゆっくりと歩み寄り手をさしのべたら、すんでのところでその子は逃げた。

でも、またちかづいてくる。もう、手をひっかかれてもかまわないと思いしっかりとその小さな体を思いっきりつかみ抱きしめた。小さな命の鼓動が伝わってくる。ダウンベストの懐にしっかりと小さな体をしまい込み玄関をくぐり、もううちの子だからね。と小声でつぶやいた。

はじめての、雌猫であった。さんざん悩んだあげくに巫女=「みこ」という名前をつけてうちの子になったのだった。プロフィールの写真に使っているのが「みこ」です。

保護してふた月ほどたった頃の凛としたお姿 この頃デジカメゲット
みこ


まだやんちゃな小娘 意地の悪そうな目つきが可愛い
みこ2


つづく

Comment

 秘密にする

うらやましいような
薩摩長州さんは、猫に選ばれてるんですね~。
うちには玄関から訪ねてくる子はいませんよ(昔、毎日通ってきた子はいましたが)。
今うちにいる甘えんぼの1匹は、捨てられてるのを見た翌日、保護する決心がついて探して呼んだらすっ飛んできたけど……。
猫もバラと同じで、増える人は増えるんですよねえ。
私も次は三毛とシャムっぽいのがいいな~なんか思ったり。
美也子 | URL | 2007/11/13/Tue 08:32[EDIT]
うらやましい
猫遍歴ですか.うらやましいなぁ・・私も書いてみたくなりましたが,残念ながら写真がない!当時携帯がなかったので.文だけでも天国に届けようかな.
papillon9999 | URL | 2007/11/13/Tue 19:26[EDIT]
こんばんわ、美也子さま
なんですねえ、魚心あれば、水心ってところでしょうか。本当のところは、全て手をさしのべてあげたい、救ってあげたいところなのですが、叶わなかった子もたくさんいます。
「縁」とおもって、自分自身を欺いているのですけど、勇気をもって私の懐に身をあずけることのできた子しか今は助けてあげることができません。みこのように、玄関から訪ねてきた子はとってもめずらしいです。本当は、すっごくビビリッコで知らない人がきたら、押し入れに一直線の子です。まさに、勇気を振り絞っての行為だったのでしょう。
そこに、私は負けたのだとおもいます。
薩摩長州 | URL | 2007/11/13/Tue 20:29[EDIT]
いらっしゃいませ、papilon9999さま
猫遍歴は、実はとても悲しい話ばかりなのです。ひとえに、飼育者としての私の不徳のいたすところなのですが、その反省を込める意味と、野良猫の不幸をすこしでも世間に発信してゆけたら、それをとおして小さな小さな命でも私たちとおなじ命なんだ、と感じていただけたらという思いでカテにしている次第であります。大層な事を言うようでありますが。

papilon9999さまも天国にむけて、メッセージを発信されますことは、とてもすばらしいことであると思いますし、私もぜひ、それを聞かせていただきたいと思うものです。動物は旅立つときとっても大切なものを手渡で残していってくれる。そう思っております。
薩摩長州 | URL | 2007/11/13/Tue 20:32[EDIT]
良い猫です
 のんのもみこも穏やかな目をしていますね.幸福な日々を送っているのでしょう.
Ladybird | URL | 2007/11/14/Wed 00:52[EDIT]
矛盾。
ちょっと危ないサヨクのオッサンは猫に優しい。何でー?東西はゴキブリを新聞紙で叩き殺しながら、生命は大切なんだよーって矛盾していますか?もっきゅ。もっきゅ。
東西南北 | URL | 2007/11/14/Wed 19:45[EDIT]
Ladybirdさま、こんばんわ
はい、保護してから2年の歳月がたちました。去年1匹見送りましたが、みな、病気知らずの病院いらずで元気に暮らしております。

そちらの進化論は、いつも興味深く拝読させていただいております。まるで経済法則であるかのような錯覚すら覚えることがあるくらい類似点がございます。つづきをたのしみにしております。
薩摩長州 | URL | 2007/11/14/Wed 21:53[EDIT]
おこんばんわ、東西氏
東西氏は、「こげんたの事件」と「板東眞砂子の仔猫殺し」を知っておられるだろうか。この二つの事件が、私にとって猫というものを深く考えるきっかけとなったのであります。

とりわけ 「板東眞砂子の仔猫殺し」に関しては、多くのブログで討論・闘論をさせていただき事実上のブログコメンテーターとしてのデビューであったわけであります。

様々な論がぶつかり合う中で、私はこれ以上完成された論はない!といいきれる論に出会うことができました。それをもって私は、猫と人間の関わり合いのスタンスを決めたと言って良いと思うくらいの綱領的文章であります。東西氏がいみじくも指摘している矛盾にもふれておりますので、ここで紹介させていただきます。黒猫亭さまのブログ記事であります。黒猫亭さまもとても筆圧の高い論を展開されるおかたであります。論が緻密であるがゆえ、ウルトラスペシャル超長文なのですがお読みいただけたらと思います。

http://kuronekotei.way-nifty.com/nichijou/2006/08/post_f818.html 「一万年の蜜月」
http://kuronekotei.way-nifty.com/nichijou/2007/03/post_91fc.html 「獅子の瞋恚」

毎年、犬猫あわせて50万匹ガス室で殺す社会って言うのは異常だ。微力でも、ほんとに微力でもなんとかしたいと私は思う。人間ならいずれ革命をなすこともできるが、人間によりそって生きてきた犬や猫にはそれはないもの・・・・
薩摩長州 | URL | 2007/11/14/Wed 22:46[EDIT]
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